第63回天童桜まつり・人間将棋

4月21日（土）〜4月22日（日）の2日間、山形県天童市にて毎年恒例の人間将棋が行われたので行ってきました。


天童へ行くにしてはゆっくりめに家を出て、新幹線に乗り、天童駅に着いたのはお昼の12時ごろ。
会場の舞鶴山へは天童駅前からもシャトルバスが出ているので、それに乗って向かいます。
バスの協力金もなるべく協力しましょう。


舞鶴山山頂は、ちょうど桜が満開。
綺麗に咲いてます。

（舞鶴山山頂）

街を見下ろすと、ホテル王将の看板がちらっと見えます。

（山頂からの景色）

そして実際の人間将棋が行われる会場はこんな感じ。

（観客席から見た人間将棋の将棋盤）

客席は傾斜になっているので、観戦しやすくなっています。



１日目の人間将棋は、香川愛生女流三段 対 カロリーナ・ステチェンスカ女流１級の対局。
先手の東軍・カロリーナ先生の振り飛車、西軍・香川先生の居飛車になり対抗型。
両先生がんばってすべての駒を１度は動かすという人間将棋ならではのミッションをクリアしましたが、ミッションクリア直後にカロリーナ先生にうっかりがでてしまい、香川先生の勝ち。
ただ、カロリーナ先生も刀を抜くパフォーマンスをしてくれるなど、盛り上げてくれました。

（日本語での掛け合い大変だったであろうカロリーナ先生）

（掛け合いを上手くリードしていた香川先生）

夜は飲食店が立ち並でいるエリア近くの倉津川沿いのしだれ桜を観賞。
ライトアップされると、昼の桜とは違った魅力があります。

（倉津川沿いのしだれ桜のライトアップ）

（銀将橋）

もちろん、桜の観賞だけでなく、美味しいお酒もいただきました。



２日目の人間将棋は、屋敷伸之九段 対 山崎隆之八段の対局。
先手の東軍・山崎先生が角交換から向かい飛車に振って、西軍・屋敷先生が居飛車の対抗型へ。
山崎先生が東軍というのがしっくりこず、屋敷先生も間違ってました（笑）
両先生ともに人間将棋経験者なので、武者言葉での掛け合いも面白い。
とくに山崎先生が攻めてましたね（舌戦で）。
対局は、玉頭の攻めを押し切って山崎先生が勝ち。
しかし、屋敷先生も自分の駒は早々にすべて動かした上で、山崎先生の駒を全部動かしてあげるためのアシストもあり、魅せてくれました。

（もしかして盤上をコントロールしていた？屋敷先生）

（掛け合いを面白くリードしていた山崎先生）

今回で３年連続での観戦になりましたが、やっぱり現地でイベントに参加するのは面白い。
また来年も行きたいね。